概要
Cariotご購入時にはシステム管理者1名の情報のみが登録されています。そのため、まずはシステム管理者がCariotにログインし、その後、その他の利用者(Cariotユーザー、Cariotドライバー)の情報を登録する必要があります。
このページでは、Cariotユーザー/Cariotドライバーを登録する手順を説明します。
※本手順は、管理者用ライセンス/ドライバー用ライセンスをご購入いただいた場合のみとなります
システム管理者用ライセンスのみご購入のお客様は、次の手順(手順03)に進んでください。
目次 |
1. Cariot利用者の種別と役割 |
2. Cariotユーザー/Cariotドライバーを登録する |
2-1. 1名ずつ登録をする方法 |
2-2. 複数名一括で登録する方法 |
3. Cariotユーザー/Cariotドライバーの初回ログイン |
※本ページの操作手順を、動画でご覧いただけます(複数名一括登録の手順になります。)
1. Cariot利用者の種別と役割
Cariot利用者には 3つの種別・役割があります。
(システム管理者(システム管理者用ライセンス)、Cariotユーザー(管理者用ライセンス)、Cariotドライバー(ドライバー用ライセンス ベーシック/ライト))
2. Cariotユーザー/Cariotドライバーを登録する
Cariotユーザー/Cariotドライバーの登録は、1名ずつ登録する方法と、複数名一括で登録する方法がございます。
設定時の違いは、「ユーザー名(Cariotログイン時に利用するもの)」と「メールアドレス」が同一のものになるかどうかです。もし、ユーザー名=メールアドレスにしたくない/できない場合は、1名ずつの登録方法にてご対応ください。
ユーザー名=メールアドレスにしない場合の具体的なケースとして、以下がございます。
・メールアドレスが個人のものではなく、メーリングリストを利用している場合
・全ユーザーのメールアドレスを総務部のアドレスにし、総務部でユーザーを一括管理したい場合
・別のSalesforce環境で既にメールアドレスがユーザー名として使われている場合(※)
※Salesforce環境を別途ご導入済のお客様の場合、登録しているユーザー名を重複してCariotに登録できない仕様となっております。
その場合は、お手数ですが1名ずつ「新規ユーザー」よりアカウントの登録をお願いいたします。
その際、ユーザ名は「sato.taro@cariot.com」のようにメールアドレス形式のものを新たに発行いただけますと幸いです。ユーザ名=メールアドレスでなくても構いません。
2-1. 1名ずつ登録をする方法
Cariotホーム画面右上の歯車マークをクリック
→ [設定]を選択
設定画面が表示されます。
→ 左側メニューの検索ボックスに「ユーザ」と入力
→ 左側メニューの [ユーザ] を選択
→ 右側ページの [新規ユーザー] をクリック
新規ユーザ作成画面が表示されます。
→ この画面でCariotユーザー(管理者用ライセンス)、およびCariotドライバー(ドライバー用ライセンス)の情報を入力します (以下の画像と表をご覧ください)
入力項目の説明 (ご自身ではなく利用者の方の情報を入力してください)
項目名 | 入力内容 |
姓 | 利用者の苗字を入力 |
名 | 利用者の名前を入力 |
別名 | 自動で設定されます |
メール | メールアドレスを入力 |
ユーザー名 |
Cariotログイン時に利用するもの。メールアドレス形式で入力する必要があります(例:yamada.hanako@cariot.com)。 ※実際のメールアドレスではなくとも登録可能です |
ニックネーム |
自動で設定されます |
ロール |
「<未設定>」を選択 |
ユーザーライセンス |
「Salesforce Platform」を選択 |
プロファイル |
管理者用ライセンスの方は「Cariot ユーザー」、ドライバー用ライセンスの方は「Cariotドライバー」を選択 |
※ 最下部にある「パスワードをリセットしてユーザーに通知する」の チェックはしないでください。
最下部のチェックがついている状態で[保存]ボタンを押すと、入力した各メールアドレスに向けてメールが送信されます (パスワード設定を促すメールです)。この段階ではまだ設定が不十分なため、もし送信してしまった場合は「いま送信されたメールは誤りのため破棄してください」とご案内ください。
保存が正常に終了すると、以下のような画面が表示されます。
ユーザーの一覧画面に戻るには、左側の「ユーザー」をクリックしてください。
続いて、いま作成したユーザがCariotを利用できるようにします。
→ 右上の歯車マークを選択
→ 表示されたメニュー内の [設定] を選択
→ 左側メニューの検索ボックスに [インストール済み] と入力
→ 左側メニューの [インストール済みパッケージ] を選択
→ 右側ページの [CariotCore] 横の [ライセンスの管理] を選択
ライセンスを割り当て済のユーザの一覧画面が表示されます。
→ [ユーザの追加]を選択
先ほど登録したユーザにチェックを入れてから [追加]を選択
以上でライセンス割り当ては完了です。
[ライセンスを付与したユーザ]欄に新しく割り当てたユーザが表示されます。
対象ユーザに対し、権限セットの割り当てを行います。
→ 画面右上の歯車マークをクリック
→ 表示されたメニュー内の[設定]をクリック
→ 左側メニューの検索ボックスに「ユーザ」と入力
→ 左側メニューの [ユーザ] をクリック
→ 右側ページで今回作成したユーザの氏名をクリック
→ [権限セットの割り当て]欄の[割り当ての編集]をクリック
<対象ユーザー:管理者用ライセンス(Cariotユーザー)の場合>
[MFA有効化]、[Cariot運転報告]、[Cariotアルコールチェック]、[CariotCoreSystem]、[Cariotシステム管理者]を右側の[有効化された権限セット]に追加
→ [保存]をクリック
<対象ユーザー:ドライバーライセンス(Cariotドライバー)の場合>
[MFA有効化]、[Cariot運転報告]、[Cariotアルコールチェック]、[CariotCoreSystem]、[Cariotドライバー]を右側の[有効化された権限セット]に追加
→ [保存]をクリック
※[Cariot運転報告]の権限セットが[利用可能な権限セット]にない場合は、運転報告 Ver2.7.0以上をインストールしてください
※アルコールチェック機能を利用予定で、[Cariotアルコールチェック]の権限セットが[利用可能な権限セット]にない場合は、アルコールチェック Ver1.5.1以上をインストールしてください
以上で権限セットの付与は完了です。
対象ユーザにパスワード設定を促すメールを送信してください。
→ 画面右上の歯車マークをクリック
→ 表示されたメニュー内の[設定]をクリック
→ 左側メニューの検索ボックスに「ユーザ」と入力
→ 左側メニューの [ユーザ] をクリック
→ 右側ページで今回作成したユーザにチェックを入れる
→ [パスワードをリセット] をクリック
以上で、対象ユーザに案内メールが送信されました。
2-2. 複数名一括で登録する方法
Cariotホーム画面右上の歯車マークをクリック
→ [設定]を選択
設定画面が表示されます。
→ 左側メニューの検索ボックスに「ユーザ」と入力
→ 左側メニューの [ユーザ] を選択
→ 右側ページの [複数のユーザを追加] をクリック
新規ユーザ作成(ライセンス選択)画面が表示されます。
→ [ユーザライセンス]欄で Salesforce Platform を選択
新規ユーザ作成画面が表示されます。
→ この画面でCariotユーザー(管理者用ライセンス)、およびCariotドライバー(ドライバー用ライセンス)の情報を入力します (以下の画像と表をご覧ください)
入力項目の説明 (ご自身ではなく利用者の方の情報を入力してください)
項目名 | 入力内容 |
姓 | 利用者の苗字を入力 |
名 | 利用者の名前を入力 |
別名 | 自動で設定されます |
メール(ユーザ名) | 利用者のメールアドレスを入力 |
プロファイル | 管理者用ライセンスの方は「Cariot ユーザー」、ドライバー用ライセンスの方は「Cariotドライバー」を選択 |
ロール | 「<未設定>」を選択 |
※ 最下部にある「パスワードをメールで送付する」は チェックをしないでください。
最下部のチェックがついている状態で[保存]ボタンを押すと、入力した各メールアドレスに向けてメールが送信されます (パスワード設定を促すメールです)。この段階ではまだ設定が不十分なため、もし送信してしまった場合は「いま送信されたメールは誤りのため破棄してください」とご案内ください。
保存が正常に終了すると、以下のような画面が表示されます。
続いて、いま作成したユーザがCariotを利用できるようにします。
→ 右上の歯車マークを選択
→ 表示されたメニュー内の [設定] を選択
→ 左側メニューの検索ボックスに [インストール済み] と入力
→ 左側メニューの [インストール済みパッケージ] を選択
→ 右側ページの [CariotCore] 横の [ライセンスの管理] を選択
ライセンスを割り当て済のユーザの一覧画面が表示されます。
→ [ユーザの追加]を選択
先ほど登録したユーザ全員にチェックを入れてから [追加]を選択
以上でライセンス割り当ては完了です。
[ライセンスを付与したユーザ]欄に新しく割り当てたユーザが表示されます。
各ユーザに対し、権限セットの割り当てを行います。
→ 画面右上の歯車マークをクリック
→ 表示されたメニュー内の[設定]をクリック
→ 左側メニューの検索ボックスに「ユーザ」と入力
→ 左側メニューの [ユーザ] をクリック
→ 右側ページで今回作成したユーザの氏名をクリック
→ [権限セットの割り当て]欄の[割り当ての編集]をクリック
<対象ユーザー:管理者用ライセンス(Cariotユーザー)の場合>
[MFA有効化]、[Cariot運転報告]、[Cariotアルコールチェック]、[CariotCoreSystem]、[Cariotシステム管理者]を右側の[有効化された権限セット]に追加
→ [保存]をクリック
<対象ユーザー:ドライバーライセンス(Cariotドライバー)の場合>
[MFA有効化]、[Cariot運転報告]、[Cariotアルコールチェック]、[CariotCoreSystem]、[Cariotドライバー]を右側の[有効化された権限セット]に追加
→ [保存]をクリック
※[Cariot運転報告]の権限セットが[利用可能な権限セット]にない場合は、運転報告 Ver2.7.0以上をインストールしてください
※アルコールチェック機能を利用予定で、[Cariotアルコールチェック]の権限セットが[利用可能な権限セット]にない場合は、アルコールチェック Ver1.5.1以上をインストールしてください
以上で権限セットの付与は完了です。
同様の手順で今回作成したユーザ全員に権限セットを付与してください。
各ユーザにパスワード設定を促すメールを送信してください。
→ 画面右上の歯車マークをクリック
→ 表示されたメニュー内の[設定]をクリック
→ 左側メニューの検索ボックスに「ユーザ」と入力
→ 左側メニューの [ユーザ] をクリック
→ 右側ページで今回作成したユーザにチェックを入れる
→ [パスワードをリセット] をクリック
以上で、各ユーザに案内メールが送信されました。