概要
オンデマンド再生機能は、運転中(ドライブレコーダー動作中)のある時間帯(1分間)の映像を、SDカードを回収する手間なく、クラウド経由で確認できる機能です。
このページでは、オンデマンド再生機能の操作についてご紹介します。
目次 |
A. 制限事項 |
B. 操作手順 |
C. 映像取得済みの動画をレポートで確認する |
A.制限事項
オンデマンド再生には以下の制限があるため、ご注意ください。
- ドライブレコーダーAD Plusを使って記録された走行実績の場合のみご利用可能です。
- PCで管理者の方しか行うことができません。
- 操作時にドライブレコーダーに対して通信を行うため、ドライブレコーダーが通信可能な状態でないと映像取得できません。
- SDカードに保存されている映像をリアルタイムで取得するため、ドライブレコーダーのSDカードに映像が残っていない場合には映像取得できません。運転していない時間や、SDカードからデータが削除されているような過去の時間や、映像取得に失敗していた場合は取得できません。
- 同一のドライブレコーダー端末に対して、複数の映像取得を同時並行で行うことはできません。別の映像取得が実行中の場合は、時間をおいて取得していただく必要があります。
B.操作手順
オンデマンド再生は運転報告ページから行います。
運転報告の基本的な使い方は「ドライバーの1日の走行を見る (運転報告ページ)」を参照してください。
運転報告の詳細の地図画面の下に表示されているパネル上では、時速、時刻、オンデマンド再生ボタンと時間軸(シークバー)が表示されています。
シークバー上の調節用ハンドルをドラッグで移動すると、時速・時刻と地図上の車両の位置が変化します。
オンデマンド再生ボタンを押すと、映像取得リクエストを編集・表示するためのウインドウが立ち上がります。
① 再生可能回数:オンデマンド再生では、1ヶ月で取得できる回数に制限を設けさせていただいております。当月の残り再生可能回数が表示されます。再生可能回数が0回の場合は映像取得ができません。
② 再生開始時間:映像を取得する時間です。調節用のハンドルで選ばれた時刻が初期値として設定されていますが、この画面で調節することができます。
③ 車両:再生開始時間において乗車していた車両が表示されます。
④ 映像を取得する:ボタンをクリックすると、映像取得を開始します。
映像の取得を開始すると、取得状況を表示する画面に切り替わります。通信環境が良好な場合でも、3分程度かかります。
一度映像取得を開始すると、取得が完了するかエラーで失敗するまで処理を取りやめることはできません。
映像取得が最後まで完了して進捗が100%になると、「映像を再生する」ボタンが表示されます。
「映像を再生する」ボタンをクリックすると、運転映像を表示することができます。
C.映像取得済みの動画をレポートで表示・再確認する
一度取得したオンデマンド再生動画については、取得完了してからさらに5〜10分ほど経過すると、活動レコードとして記録されます。
急加速などの危険運転イベントと同様に、「S030_危険運転動画」レポート上で表示することができます。件名は「オンデマンド再生動画」になります。
メディアファイル参照URLのボタンアイコンをクリックすることで、同様に運転映像を再生することが可能です。
一度取得した条件のオンデマンド再生動画については、制限なくいつでも何度でも再生が可能です。