取引先位置情報エディタとは
地図を見ながら取引先の位置情報を編集する機能です。目的の地点を探し、マップを見ながら直感的に修正することができます。
取引先位置情報エディタでは以下のことができます。
- 地図の範囲にある取引先の位置情報の確認と編集
- 住所から変換した緯度経度の精度が低い取引先の確認と編集
- 取引先名、ルート名などの条件で絞り込んで取引先の確認と編集
目次 |
A. 事前設定 |
B. 操作方法(住所未変換の取引先を一括変換する) |
C. 操作方法(緯度経度の精度が低い取引先の位置情報を確認する) |
D. 操作方法(地図の範囲にある取引先の位置情報を確認する) |
E. 操作方法(取引先名、ルート名などの条件で絞り込んで取引先の位置情報を確認する) |
F. 操作方法(位置情報の編集と保存) |
A.事前設定
CariotパッケージVer 3.19以上へのバージョンアップが必要です。
CariotパッケージVer 3.19以上へのバージョンアップ後、取引先位置情報エディタを表示するためのボタンを画面に追加します。
「設定 > オブジェクトマネージャ > 取引先 >」と選択します。
「リストビューボタンレイアウト > リストビュー > 編集」を開きます。
「取引先位置情報エディタ」を選択したボタンに追加して保存します。
正しく設定できた場合、「取引先」タブのリストビュー画面の右上に「取引先位置情報エディタ」ボタンが表示されるようになっています。
「取引先位置情報エディタ」ボタンのクリックでエディタ画面を開くことができます。
B. 操作方法(住所未変換の取引先を一括変換する)
何らかの理由で住所変換が正しく行われなかった場合、左上に「住所未変換の取引先(○件)を一括変換」というボタンが表示されます。 ※通常は表示されておりません
表示されていたら、「住所未変換の取引先(○件)を一括変換」ボタンをクリックし、「実行」します。
C. 操作方法(緯度経度の精度が低い取引先の位置情報を確認する)
住所から変換した緯度経度の精度が低い取引先の位置情報を確認するには左側のパネル上の「住所変換精度が低い取引先を表示」ボタンをクリックします。
緯度経度の精度が低い取引先の一覧が出ます。地点名をクリックして地図上で調整し、保存します。
※主に住所情報のゆらぎを精度に利用しています。精度が低いと出る場合でも、位置は正常な事がありますので、参考値として利用してください。
D. 操作方法(地図の範囲にある取引先の位置情報を確認する)
地図の表示範囲にある取引先の位置情報を確認するには次の2つのステップを踏みます。
- 地図で確認したい取引先がある場所を表示する
- 取引先の情報を取得する
地図で表示している場所を変更するには、地図をドラッグして場所を移動するか、左上の検索ボックスに検索ワードを入力して場所を検索して移動します。
地図の表示場所が決まったら「表示範囲に存在する取引先を表示」ボタンをクリックします。
地図上にある取引先の情報が表示されます。
E. 操作方法(取引先名、ルート名などの条件で絞り込んで取引先の位置情報を確認する)
取引先名、ルート名などの条件で絞り込んで取引先の位置情報を確認するには左側のパネル上の「条件を指定して取引先を表示」ボタンをクリックします。
- 検索キーワード … 取引先名もしくはルート名と部分一致するキーワードを指定します
- 「現在地図で表示されている範囲で結果を絞り込む」 … この条件で結果を絞り込みたい場合チェックします
- 「位置情報未登録または低精度のもので結果を絞り込む」 … この条件で結果を絞り込みたい場合チェックします
検索結果が一覧で表示されるので、地図に表示したい取引先のチェックボックスに✔がついた状態で「追加」ボタンをクリックします。
位置情報が表示されます。
表示する取引先の情報を増やしたい場合は、「条件を指定して取引先を表示」ボタンから同じ手順を繰り返します。
F. 操作方法(位置情報の編集と保存)
B,C,Dの手順で地図上に表示させた位置情報の編集と保存方法です。
左側のパネルの取引先の一覧から位置情報の編集を実施したい取引先をクリックします。
取引先の位置情報が編集可能な状態になり、形や地点を編集して保存します。