実際に車両を運転し、フィールドテストによって決定しました。
<現在の標準設定>
Mobile、GPS Logger:急加速は3秒間に+25km/h(0.25G相当)、急減速は3秒間に-30km/h(0.3G相当)
Drive Recorder:0.3~0.4G ※機種によって仕様が異なります
目安としては、急加速で身体が背もたれに押される感じ、急減速でお尻が浮きそうな力を感じるレベルで設定しています。
一般的に0.25~0.6Gの間に該当するものが急加速(急アクセル)や急減速(急ブレーキ)として言われており、事故との相関性があるというような調査結果も発表されています。そのため、Cariotではその下限値を標準設定しています。
検知数については、ドライバー間の比較や、ドライバーごとの時系列での推移をもとに安全運転指導の参考値としてご活用ください。
検知数が多すぎて使いにくい等の問題が生じる場合は、設定値を変更することが可能です。ご希望の場合はサポートまたは担当までご連絡ください。
<ご活用について>
参考:https://www.cariot.jp/blog/2019/07/23/hiyari_hatto
急加速や急減速は、GPSや加速度の取得値によって検知されているため、実際にドライバーが走行するルートの特性(高速利用が多い、山道が多いなど)によって、検知数が多く出るケースがあります。
そのため、頭ごなしに罰則の根拠とするではなく、数の多い少ないを参考にしつつも、実際の走行実績から検知の詳細内容を確認し、ドライバーとの日々の会話や指導を通じて、安全運転の意識づけのための指標として活用をお勧めしています。
また、これまでは埋もれていた危険運転が少ない人を表彰するなど、プラスの取り組みとして取り入れることで「安全運転は良いこと」というドライバーの意識改革につながる可能性があります。