概要
このページでは、配送計画において遅延の恐れが出た場合、自動でメール通知する方法を紹介します。
目次 |
A. 事前設定 |
B. メールテンプレートを作成する |
C. メールアラートを作成する |
D. フローを作成する |
C. 補足説明 |
A. 事前設定
以下の手順に沿って、デフォルトのワークフローユーザの設定を行ってください。
- 右上の歯車マーク押下し、表示されたメニュー内の[設定]を押下
- 左メニュー検索ボックスに[プロセスの自動化]と入力し、左メニューの[プロセスの自動化設定]を選択
- [デフォルトのワークフローユーザ]の虫眼鏡アイコンを押下し、[Cariotシステム管理者]を選択
- [保存]をクリック
以下の手順に沿って、Cariot APIユーザーのメールが検証されているか確認を行ってください。
- 右上の歯車マーク押下し、表示されたメニュー内の[設定]を押下
- 左メニュー検索ボックスに[ユーザ]と入力し、左メニューの[ユーザ]を選択
- [編集]をクリック
- [選択可能な項目]から「ユーザの検証済みメール」項目を[選択済みの項目]に追加
- [保存]をクリック
- Cariot APIユーザーの列の[ユーザの検証済みメール]にチェックが入っているか確認
※Cariot APIユーザーのメールが検証されているかの結果によって、C.のメールアラートの作成手順で設定する「差出人メールアドレス」が異なります
B. メールテンプレートを作成する
以下の手順に沿って、メールテンプレートの作成を行ってください。
- 右上の歯車マーク押下し、表示されたメニュー内の[設定]を押下
- 左メニュー検索ボックスに[メールテンプレート]と入力し、左メニューの[Classicメールテンプレート]を選択
- [新規テンプレート]を押下
- [テキスト]を選択し、[次へ]を押下
- メールテンプレートに以下の内容を入力
フォルダ |
未整理公開 Classic メールテンプレート |
有効 | チェックを入れる |
メールテンプレート名 | 配送遅延メールテンプレート |
テンプレートの一意の名前 | DeliveryDelayTemplate |
文字コード | 日本語(JIS) |
メール件名 | Cariotメール | 30分以上の配送遅延が予想されます (配送先: {!Cariot__DeliveryDelay__c.Cariot__DeliveryPoint__c}) |
メール内容 |
以下の配送先に向かっている車両が、 配送場所: {!Cariot__DeliveryDelay__c.Cariot__DeliveryPoint__c} 詳細は Cariot 配送計画ページをご覧ください。 |
- [保存]を押下
以上で、配送遅延メールテンプレートが作成されました。
C. メールアラートを作成する
以下の手順に沿って、メールアラートの作成を行ってください。
- 右上の歯車マーク押下し、表示されたメニュー内の[設定]を押下
- 左メニュー検索ボックスに[メールアラート]と入力し、左メニューの[メールアラート]を選択
- [新規メールアラート]を押下
- メールアラートの編集に以下の内容を入力
説明 | 配送遅延メールアラート |
一意の名前 | DeliveryDelayMailAlert |
オブジェクト | 配送遅延 |
メールテンプレート | 虫眼鏡アイコンを押下し、[配送遅延メールテンプレート]を選択 |
受信者種別 | ユーザ |
メール受信者 | 設定したい受信ユーザを右側の[選択済みメール受信者]へ追加 |
追加のメール | 任意で通知したいメールアドレスを追加 |
差出人メールアドレス |
※事前設定でご確認いただいたCariot APIユーザーのメール検証結果のよって、下記を選択
|
- [保存]を押下
以上で、配送遅延メールアラートが作成されました。
D. フローを作成する
以下の手順に沿って、フローの作成を行ってください。
- 右上の歯車マーク押下し、表示されたメニュー内の[設定]を押下
- 左メニュー検索ボックスに[フロー]と入力し、左メニューの[フロー]を選択
- [新規フロー]を押下
- [レコードトリガフロー]を選択し、[作成]を押下
- [オブジェクト]は[配送遅延]と入力
- [フローをトリガする条件]は[レコードが作成された]を選択
- [フローを最適化]は[アクションと関連レコード]を選択
- [完了]を押下
- [+]ボタンを押下
- [メールアラートを送信]を選択
- [アクション]は[配送遅延メールアラート]を選択
- [表示ラベル]は[配送遅延メール送信]と入力
- [API参照名]は[SendDeliveryDailyMail]と入力
- [カスタムオブジェクトID]は[{!$Record.Id}]と入力
- [完了]を押下
- [保存]を押下
- [フローの表示ラベル]は[配送遅延メール通知]と入力
- [フローのAPI参照名]は[SendDeliveryDailyMail]と入力
- [保存]を押下
- [有効化]を押下
有効化が完了すると、有効化ボタンが赤字で[無効化]ボタンに変わります。
以上で、配送遅延メール通知の設定が完了しました。
配送計画を策定した後、次の配送先に30分以上遅延する恐れがある車両が発生すると、以下のようなメールが配信されます。
E. 補足説明
- 配送遅延のメール通知を止めたい場合は以下の手順となります