パッケージリリース日(2020.06.18 )
目次
1.インストール方法
2.リリース内容
2-1. [新機能]新しい速度超過マッピングの追加
2-2. [改善]「速度超過」集計方法の変更
2-3. [改善]「デバイスOFFの時間」のラベル変更
2-4. [改善]1車両に複数デバイスが紐づけらた時の動作改善
1. インストール方法
組織にパッケージをインストール/アップグレードするには、次の リンクから操作をお願い致します。
アップグレード Cariot Ver3.4
https://login.salesforce.com/packaging/installPackage.apexp?p0=04t0K000001VKL6
※ 2.15より過去のバージョンから2.15以降のバージョンにアップグレードする場合は、「デバイス」オブジェクトの「活動を許可」にチェックを入れる必要があります。
※ 2.22より過去のバージョンから2.22以降のバージョンにアップグレードする場合は、一度2.21.1にアップグレードしてから2.22以降にアップグレードする必要があります。
過去バージョンのパッケージ情報はこちら
https://cariot.zendesk.com/hc/ja/articles/4406469988889
2.リリース内容
2-1. [新機能]新しい速度超過マッピングの追加
本機能の説明:
走行データ画面の地図表示で、新しい速度超過のマッピングが行えるようになりました。これまでより検出精度が向上し、速度超過が発生した期間も簡単に確認できるようになりました。
①データ反映のタイミング
1日2回(11:00と17:00)データが同期され、走行データ上に表示されるようになります。既存の仕組みに比べて検出精度は高くなりますが、検出通知はリアルタイムで行われません。
例)本日18:00に速度超過した場合、翌日の11:00過ぎに走行データにマッピングされます。
②対応デバイス
本機能に対応しているデバイスは下記のタイプになります。
・OBD2タイプ
・シガーソケットタイプ(ドラレコ機能付きのデバイス除く)
・モバイルアプリタイプ
画像イメージ:
表示の切り替え:
「表示設定」の「イベント表示」から表示/非表示の切り替えを行います。
本機能の有効化について:
本機能はCariot Ver3.4をインストール後、自動的に有効化されません。有効化をご希望の場合はカスタマーサポートにお問い合わせください。
Cariot お問い合わせ窓口 MAIL : cariot_support@flect.co.jp / TEL : 050-5527-7166 (平日 10:00-18:00)
2-2. [改善]「速度超過」集計方法の変更
本機能の説明:
上記「2-1」でご紹介した"新しい速度超過マッピング"追加に伴い、速度超過回数の集計ロジックも変更となります。また「速度超過走行時間[分]」が新たな集計項目として追加されます。
注意点:
自動集計システムの関係上、件数が完全な値になるのは走行日の翌々日になります。
2-3. [改善]「デバイスOFFの時間」のラベル変更
本機能の説明:
走行データの項目「デバイスOFFの時間[分]」のラベルを「有効なデータがない時間[分]」に変更しました。
2-4. [改善]1車両に複数デバイスが紐づけらた時の動作改善
本機能の説明:
これまでは1車両に対して複数デバイスが紐づけられた時、ルートへの登録は1デバイスのみ行う形式でした。これにより意図せず複数デバイスが紐づけられていた場合に、本来”正”であるデバイスでイベントが検知されないことがありました。
今回の改善により、車両に複数デバイスが紐づけられた時はそのすべてのデバイスをルートに登録する様になりました。
また、画面上で複数デバイスの関連があることを分かりやすく表示できるようになりました。
①複数デバイスの関連がある場合、すべてのデバイスを表示するようになりました。
②また、複数デバイスの関連があることを注意喚起するアイコンが表示されるようになりました。
画像イメージ:
注意点:
今回の対応により、車両に複数デバイスの関連があるときにイベント検知の取りこぼしはなくなりますが、デバイス台数分のイベントが検知される様になります。
例えば、2台のデバイスをつけている車両が拠点Aに滞在した場合には2件の拠点Aへの滞在イベントが作られます。
以上