概要
このページでは Cariotサーバーに蓄積されている情報をAPIで取得する方法を解説します。
Salesforce環境に蓄積されているデータを API で取得する方法は Salesforce API の仕様書をご参照ください。
https://trailhead.salesforce.com/en/content/learn/modules/api_basics
目次 |
Cariot API の使用準備 (アクセスキーの取得) |
Cariot APIの仕様 |
APIの利用例1: ユーザー認証を行いAPIトークンを取得 |
APIの利用例2: 登録済みデバイス情報の取得 |
APIの利用例3: 車両(デバイス)ごとのセンサデータ(送信ログデータ)の取得 |
APIの利用例4: 車両(デバイス)のリアルタイム位置情報取得 |
APIの利用に関する補足情報 |
Cariot API の使用準備 (アクセスキーの取得)
以下の手順で APIアクセスキー、APIアクセスシークレットを取得してください。
-
[Production/Dev]をクリック
-
上部メニューの[APIアクセス情報]タブをクリック
ここで表示される APIアクセスキー、APIアクセスシークレットはお客様ごとのユニークな認証情報であるため、公開しないようにしてください。
Cariot APIの仕様
Cariot API の仕様は以下で公開しています。
https://api-doc.cariot.jp/
上記ページでは全APIのリクエスト・レスポンスの仕様を公開しています。
また、Webブラウザから直接APIを実行することも可能です。
APIの利用例1: ユーザー認証を行いAPIトークンを取得
1. ユーザー認証を行いAPIトークンを取得する
https://api-doc.cariot.jp/#!/Authentication/post_api_login
- Cariotから発行されたAPIアクセスキー、APIアクセスシークレットを用いてAPIトークンを取得します。
- APIトークンは他のAPIを実行する時の認証情報として必要になります。
- APIトークンは有効期限が設定されていますが、有効期間はトライアル期間よりも十分に長く設定されています。
- APIの使い勝手を評価する目的の場合は、手動で実行し、APIトークンのみシステムに保持する形もお勧めです。
2. Salesforceのログインページに遷移するため、Cariot管理者のユーザ名・パスワードでログインしてください。(既にログイン済みの場合この画面は表示されません。手順3.に進んでください)
3. 「アクセスを許可しますか?」という画面が表示されたら、[許可]をクリックしてください。
4. 「APIアクセス情報」というタブをクリックすると、APIアクセスキー・APIアクセスシークレットが表示されます。
- こちらの画面はAPIユーザの設定画面で、APIトークン取得時には入力不要の画面となります。何も入力せず、「APIアクセス情報」タブをご参照ください。
APIの利用例2: 登録済みデバイス情報の取得
仕様解説ページ
https://api-doc.cariot.jp/#!/Device/get_api_devices
契約されているデバイス情報を一覧で取得します。
HTTPヘッダ「x-auth-token」に1.で取得したAPIトークンを指定してください。
APIの利用例3: 車両(デバイス)ごとのセンサデータ(送信ログデータ)の取得
仕様解説ページ
https://api-doc.cariot.jp/#!/Event/get_api_events_device_sn
指定した期間における車両(デバイス)のデータを取得します。
HTTPヘッダ「x-auth-token」に1.で取得したAPIトークンを指定してください。
(例) 以下のデータを取得する場合
- device_snが「12345」
- 期間が2017/09/05一日分(2017/09/05 00:00:00.000〜2017/09/05 23:59:59.999)
- 時刻の古い順
- 最大取得件数100000(指定できるMAXは100000)
リクエストURL(パス)は以下のようになります。
/api/events/?start=1504537200000&end=1504623599999&limit=100000&order=asc
APIの利用例4: 車両(デバイス)のリアルタイム位置情報取得
仕様解説ページ
https://api-doc.cariot.jp/#!/Device/get_api_devices
(利用例3と同様で、リクエストパラメータのみ異なります)
デバイスの現在(最新)位置情報を取得します。リアルタイムでデバイスの位置情報を表示する時に使用します。
HTTPヘッダ「x-auth-token」に1.で取得したAPIトークンを指定してください。
レスポンスのitems/latitude,longitudeで現在(最新)位置情報が取得できます。
なお、一度も走行のない(データの送信がない)デバイスの場合はitems/last_update_mills=0となります。呼び出した時点における最新の位置情報を返します。
(例) 以下のデータを取得する場合
- device_snが「12345」「67890」の2台
- フィールドを全て
リクエストURL(パス)は以下のようになります。
/api/devices?fields=all&device_sn=12345,67890
APIの利用に関する補足情報
APIの利用に関して、一時的な評価目的で使用する場合は追加費用は発生いたしません。本運用でご利用になる場合については、使用頻度や呼び出し回数を確認させていただいた上で、1日あたりの呼び出し回数に制限を設けさせていただいたり、有償での提供とさせていただくことがございます。弊社営業担当またはCariotカスタマーサポートまでお問い合わせください。